不死身??
食べられても生きている…?
我々人間に食べられても死なない魚…!?
つまり、魚を頂くのに殺さずに済む…!?✨
さぁ、どういうことでしょうか。
実は近年、魚を殺さずして頂けるような技術が実現されつつあります。
天然魚でも養殖魚でもない、新たなジャンル。
世界では人口増加を辿る一方、魚食が浸透しブームともなり、さらに魚の需要が増えている近年。
養殖魚も多く出てきてはいますが、このままでは需要に対し供給が追いつかず、資源量は減少を辿るしかないでしょう。
魚を食べることはもちろん、釣りをすることだって難しい環境になってもおかしくはありません。
そんな未来、現実になっては欲しくないですよね( •︵•。 )
そこで現る救世主‼️
果たしてそれは一体…!?
NEWジャンル🐟
天然魚でも養殖魚でもない、
これからの魚食文化を未来へ繋ぐ救世主🐟
それが、培養魚です‼️
初耳の方もいらっしゃるかもしれません。
これから培養魚についての説明をしますが、
はじめにざっくりまとめると、
まるで海の世界のア○パ○マンみたいな感じですє(・Θ・。)э››
培養魚
まずは天然・養殖・培養の魚の違いについて、簡単にまとめてみました。
◆天然魚:人の手が加えられておらず、自然界の恩恵を受けながら育っている魚
◆養殖魚:生簀などで人為的に増やし育てられている魚
◆培養魚:魚の細胞を培養し作り出される完全な切り身等
▷続いて、培養魚が作り出される工程について。
①麻酔された魚から筋繊維サンプルを取り出す。
②サンプルから幹細胞を分離し、酵素で処理する。
③細胞はバイオリアクター(培養装置)に入れられ、栄養溶液の中で室温に保たれ保存される。
この栄養溶液にはビタミン、塩、脂質、砂糖、植物性タンパク質、アミノ酸が含まれており、
細胞が増殖するのに最適な環境となっている。
(かくはん器は細胞一つ一つが塊になるのを防ぎ懸濁させる)
④遠心分離器に細胞を入れ、急速回転させることで
遠心力により余分な物質を細胞から分離させる。
⑤濃縮された細胞は、バイオリンクと呼ばれる栄養価の高い液体と混ぜ合わされる。そして3Dプリンターで適当な形にプリントされ、完成する。
つまり、魚から細胞を取り出し、その細胞を培養し3Dプリントすることで切り身などを作成するということです。
魚体から細胞を取り出すレベルであれば、魚を殺してしまうこともありません🐟✨
ちなみに上記の実験は、“BlueNalu”というフードテック会社が
ブリを用いて世界で初めて成功したようです。
もちろん食用に向けて作られたものなので、食べられなければ意味がありません。
この培養魚は、刺身はもちろん、直火で加熱したり、蒸したり、揚げたり、煮たりなど、天然・養殖魚同様に品質も本物で、調理や実食ができます(*゚ー゚*)✨
BlueNaluではこの培養肉の試食会を行い、美味しくいただいたみたいですよ( ´͈ ᵕ `͈ )
私も機会があるならこの培養魚を食べたり調理をしてみたいです«٩(*´ `*)۶»
今後の培養肉の普及に期待大ですね‼️
まとめ
自分の部位を分け与えても生きている、
身を分け与えて人々を救う、
まるで海の世界のア○パ○マン ᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨
海や川でなく、陸地で生み出される魚肉(培養肉)。
魚食をそういった技術で補いながら
資源量を回復させるためにも
海・川などを綺麗にし、資源管理が徹底され、魚たちがまた仲間を増やして姿を現し
天然魚も釣りも未来へ届けていけたらいいですね( ¨̮ )✨
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