みんなの海
釣りや潜りや海水浴や散歩など。
いろんな目的を持って海へ遊びに行くことありますよね(((っ・ω・)っ
もちろん私もそのひとり。
楽しみに行ったのに、悪気もなく知らずしていざ何かが起こり、
最悪な日になってしまうなんてこと、イヤですよね🙀
そこで今回は、これからも楽しく安全に海での時間を満喫するためにも
今一度海のルールを確認していきましょう(⁎˃ᴗ˂⁎)✨
要注意!獲ってはいけない!
海・川・湖・池、それぞれ色んな動植物が暮らしています。
綺麗だから拾ってみた貝殻、飼育したくて捕まえた生き物、食べたくてとった動植物。
漁業を営んでいない、ただ遊びにきた私たち。
それ、大丈夫?
実は日本では、都道府県漁業調整規則という、
魚介類の採捕について、とってはいけない方法・大きさ・種類・場所・期間など
海などの環境や生き物を守るために定められたものがあります。
詳細は各都道府県の水産課ホームページや、水産庁ホームページで確認できます。
具体的にどんなルールなのか、大阪府を一例にご紹介します。
◆漁業権漁業魚種(漁業権侵害として罰せられることもある)
※漁業権による
たこ
うに
なまこ
あさり
さざえ
あわび
とこぶし
えむし 等
◆大きさ(下記の該当する魚類は採捕禁止)
ボラ:15cm以下
ウナギ:20cm以下
コイ:15cm以下
フナ:10cm以下
◆期間(下記の該当する期間は採捕禁止)
アユ:1/1-5/24(海面ではこの限りではない)
サルボウ貝:6/1-8/31
ワカメ:12/1-1/31
◆方法(使用できる道具・漁法。下記以外の方法は禁止)
竿釣り・手釣り
たも網・叉手網(魚をすくうための小型な網)
投網
やす(発射・投射せずに魚を突く道具)
は具(貝類などをはぎ落としたり掘り起こす道具)
徒手採捕(手掴みによる魚介類の採捕)
その他の取り組み
SDGs(持続可能な開発目標)という、2015年に国連で決められた17個の目標があります。
日本も今これに取り組んでおり、その中に「14 海の豊かさを守ろう」があります。
海の環境を考える中で特に近年、海洋でのマイクロプラスチックが問題視されています。
マイクロプラスチックは、5mm以下で微細なため回収が難しく、生態系に影響を与える可能性もあるとされています。
実際大阪湾では漂流物(人工物)の約8割がプラスチックゴミ…。
大阪湾だけでなく、日本自体が世界からみてプラスチックごみの排出量1位となっております…。
海に捨てられたゴミだけでなく、陸(街中や山の中など)で捨てられたゴミも、
風や雨で川から海へと流れていき、自然分解されず
波や紫外線などで劣化したプラスチックのうち
5mm以下のサイズとなったマイクロプラスチック。
少しでも海を綺麗に、魚も安全で住みやすい環境に、
これからも美味しい魚を食べることができるように。
今日常の中で私たちができること。
・使い捨てや不要なプラスチック製品を使わない
・ポイ捨てをしない
・清掃活動を行う
など、身近なことでもできることが沢山あります。
釣りの時、ラインの切れ端も回収したり、
立ち去る前にゴミを拾い釣り場を綺麗に。
身近なことから少しずつ、多くの方が意識を持って行動するだけでもきっと変わっていき
海や魚も喜ぶと思いますよ(⁎˃ᴗ˂⁎)✨
まとめ
最後に、海のもしもは『118』番!
事故があったり、密漁者を見かけたり、油の排出を発見したりなど、
そんな時は『118』へご連絡を。
知らない方や間違える方もいらっしゃるみたいなので、お忘れなく…(。•̀ω-)و
他にも詳しい海の情報は
各都道府県の水産課のホームページでもチェックできるので
是非確認してみてください(^O^)✨
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